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「トレジェムバイオファーマ株式会社」への投資を実行しました

作成者: ouvc_official|2026.5.19

 

世界初を目指す歯の再生治療薬の実用化に向け、臨床開発を加速 

 

 

世界初を目指す歯の再生治療薬を開発する「トレジェムバイオファーマ株式会社」への新規投資を実行   

 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:魚谷晃)を無限責任組合員とするOUVC2号投資事業有限責任組合(以下「OUVC2号ファンド」)は、トレジェムバイオファーマ株式会社(以下「トレジェムバイオファーマ」)(本社:京都市、代表取締役社長:喜早ほのか)に対し、PreシリーズCラウンドにおいてJ-KISS型新株予約権割当による2億円の投資を実行しました。 

 

世界初を目指す歯の再生治療薬を開発    

 トレジェムバイオファーマは、京都大学大学院医学研究科口腔外科学分野の髙橋克准教授(現 公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院歯科口腔外科主任部長)による長年の研究成果に基づいて2020年5月に設立された、京都大学発の歯科領域の創薬スタートアップです。

 同社は、歯の発生過程に関与する分子USAG-1を抑制する中和抗体を用いた歯の再生治療薬の開発に取り組んでいます。リードパイプラインであるTRG035(ヒト化抗USAG-1抗体)は、先天性無歯症を最初の適応疾患として開発が進められており、義歯やインプラントでは根治的な治療選択肢が限られる患者に対し、自己歯の再生という新たな治療アプローチを提供することが期待されています。

 

今回の投資資金によりTRG035の臨床開発を加速  

 トレジェムバイオファーマは今回調達した資金を活用し、TRG035の国内第2相臨床試験、米国を含む海外での臨床試験準備・実施、セカンドパイプラインを含む研究開発、経営管理体制の強化および人員拡充を進める予定です。 

 OUVCは、トレジェムバイオファーマが目指す世界初の歯の再生治療薬の実用化に向けて、資金面にとどまらず多角的な支援を通じて、同社の研究開発および事業成長を力強く後押ししてまいります。