阪大発ベンチャー「PGV株式会社」へ追加投資を実行
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)を無限責任組合員とする、OUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、PGV株式会社(以下「PGV」)(本社:東京都千代田区、代表取締役:柳澤修)に対し、8月30日付で2億円の投資を実行いたしました。
大阪大学関谷教授が開発した技術を事業化
PGVは大阪大学産業科学研究所・関谷毅教授が開発したEEG(Electroencephalogram:脳波計)技術を基にプラットフォームを構築し、そのプラットフォームやビッグデータをコアとした「ニューロマーケティング」「睡眠」「医療・ヘルスケア」の各分野へのビジネス展開を進め、新たなアプリケーションを提供します。同ビジネスは、医療を含めた様々なアプリケーションにおいて脳波の活用を可能にし、大きな革新をもたらすことが期待されます。
マイルストーン達成による追加投資を実行
OUVC1号ファンドは、2016年11月15日付で、1回目の投資としてPGVが発行する新株予約権付社債5,000万円の引受を行いました(2017年3月10日、OUVCよりプレスリリース)。その際、OUVCは追加投資を行う条件としてPGVにマイルストーンを設定するとともに、マイルストーン達成に向けたハンズオン支援を行ってまいりました。このたび、OUVCがマイルストーン達成状況を審査した結果、計画通りに達成したことから、追加投資を決定いたしました。
PGVはこの調達した資金をもとに、事業の本格化に向けた人員増強及び研究開発を進めてまいります。なお、OUVCは引き続き取締役、監査役を派遣してハンズオン支援を行います。
・PGVの概要
会社設立 2016年9月
事業内容 事業内容 独自開発した脳波計から取得した脳波データを用いたプラットフォーム事業
所在地 東京都千代田区永田町2-11-1
代表取締役 柳澤 修(やなぎさわ おさむ)
URL http://www.pgv.co.jp/
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