阪大発ベンチャー「株式会社AI Samurai」への追加投資を実行しました

阪大発ベンチャー「株式会社AI Samurai」への追加投資を実行

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)を無限責任組合員とする、OUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、731日付で、株式会社AI Samurai(以下「AI Samurai」)(本社:東京都千代田区、代表取締役:白坂 一)に対し、15千万円の投資を実行いたしました。
OUVC1号ファンドは、20181030日にAI Samuraiに対して初回投資を実行しており、今回はそれに続く2回目の投資実行となります。

大阪大学のAI技術を活用した特許審査シミュレーションシステムを開発

AI Samuraiは、大阪大学情報科学研究科 鬼塚真教授が研究するグラフマイニング技術を活用し、人工知能(AI)を用いた特許審査シミュレーションシステム「AI Samurai」を開発・提供する会社です。「AI Samurai」は、発明内容(新しいアイデア)をテキストボックスに入力することで、特許分類付与、先行技術調査、発明の内容理解・認定、特許登録可能性をランク付けし、特許調査にかかる負担(労力・時間・コスト)を大幅に削減できる特許審査シミュレーションシステムです。
既に提供を開始している開発版は、トヨタ自動車株式会社のグループ企業であるトヨタテクニカルディベロップメント株式会社など大手企業を中心にユーザー数を伸ばしてきており、検索時間の短縮及び精度を向上させた正規版を20198月にリリースする予定です。また、20193月には一般社団法人電子情報技術産業協会が主催する第4JEITAベンチャー賞も受賞しています。

今回の投資資金により中国特許対応などの開発を進める

AI Samuraiは、「AI Samurai」の更なる利便性向上に向けて開発を進めており、特にユーザーからの要望が強い中国特許対応などのための開発資金として、今回の資金調達を実行しました。現在、開発版として英語特許に対応したα版、日本語特許に対応したβ版をユーザーに提供中であり、特許戦略において重要性が増している中国特許にも対応することで、更にユーザーの利便性は高まる見込みです。
OUVCは、AI Samuraiのビジネスが順調に推移していることに加え、同社の特許審査シミュレーションシステムの普及が日本の優れた知財創出に貢献する可能性があることから、同社へ投資する社会的意義は大きいと判断しました。

 

・AI Samuraiの概要

社名    株式会社AI Samurai201911日に「株式会社ゴールドアイピー」から
      社名変更)
会社設立        2015年9月11日
事業内容        人工知能技術の開発、人工知能技術製品の販売、特許調査・技術調査
所在地            東京都千代田区大手町161大手町ビル4
資本金   2億6,500万円(2019228日現在)
代表取締役    白坂 一(しらさか はじめ)
URL                 https://aisamurai.co.jp/

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