「株式会社イムノセンス」への追加投資を実行しました

 

阪大発ベンチャー「株式会社イムノセンス」への投資を実行
 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:清水速水)を無限責任組合員とするOUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、株式会社イムノセンス(以下「イムノセンス」)(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和)に対し、3月30日付で100百万円の追加投資を実行しました。
 OUVC1号ファンドは、イムノセンスに対して2018年3月のシードラウンドで60百万円、2019年12月のシリーズAで125百万円の投資を実行しており、今回は3回目の投資実行となります。

大阪大学の研究成果を活用し、POCT向け免疫センサデバイスを開発
 イムノセンスは、大阪大学産業科学研究所・民谷特任教授が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業です。
※POCT(Point of care testing)…診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。

 同社の開発する免疫センサは、心不全や寒栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能です。試作機では、手のひらサイズの測定器と使い捨て小型センサを組み合わせ、大型の測定機器と同等の高感度であることが検証できています。

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今回の投資資金により、医療機器として上市に向けた取り組みを加速
 イムノセンスでは、2018年1月の創業以来、OUVCから調達した資金を活用して研究開発を進めた結果、免疫センサの量産設計と上市に向けた薬事体制の構築が完了しました。設定したマイルストンを計画通り達成し、医療機器として上市に向けた取り組みが順調に進んでいることから、OUVCでは今回の投資を決定しました。同社の事業は疾病の早期発見と医療の効率化・質の向上につながるものであり、社会的意義が高いと判断しています。なお、OUVCからは引き続き取締役を派遣する事により、ハンズオンで支援を実施してまいります。

 

イムノセンスの概要

会社設立 2018年1月
事業内容 POCT向け免疫センサデバイスの開発
所在地 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号
(事業所:大阪府吹田市山田丘2-1大阪大学フォトニクスセンター319号室)
代表取締役社長 杉原 宏和
URL https://immunosens.com/

 


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