大阪大学発技術シーズに基づく事業化構想ワークショップを11月29日に開催しました。本イベントは、大阪イノベーションハブ(OIH)・事業構想大学院大学(構想大)・大阪大学・大阪大学ベンチャーキャピタル(OUVC)が連携して開催したもので、大阪大学の事業化を目指す技術シーズを対象に、構想大の学生が事業化構想を検討するというものであり、今回が2回目の開催となります。
今回は、大阪大学発の2つの技術シーズを対象に、構想大の学生・卒業生など15名が技術シーズの事業化構想アイデアを作成しました。午前中は、技術シーズの紹介と、事業構想大学院大学の森井特任教授による事業構想を立てるための講義が行われました。午後は、グループに分かれて事業構想を練るディスカッションを行い、最後は各グループから検討した事業構想のプレゼンテーションを発表頂きました。
【大阪大学の技術シーズ】
- 過硝酸溶液を用いた安全・確実な世界初の殺菌手法
工学研究科 アトミックデザイン研究センター准教授 北野勝久
- 群衆の屋内位置測位技術 「ひとなび」
情報科学研究科 情報ネットワーク学専攻 准教授 山口弘純(当日登壇:株式会社HULIX 代表取締役 守屋充雄)
OUVCでは、研究者と起業家候補をマッチングするプログラム「TSUNAGU」を運営しています。本ワークショップはその活動の一環であり、大阪大学の研究シーズを事業化する起業家候補を募集しています。
<TSUNAGUについて>
事業化を目指す大阪大学の研究シーズと起業を目指すビジネスパーソンをTSUNAGU(繋ぐ)マッチングプログラムです。このプログラムでは、「社会を変えるような新たなことに挑戦したい」「起業に関心はあるがネタがない」「将来、起業する夢があり情報収集したい」というような情熱ある起業家候補を募集しています。
下記の専用ページよりメンバー登録して頂くと、事業化を目指す研究シーズを探索でき、研究者とのマッチングが可能になります。
URL:https://connect.ouvc.co.jp/tsunagu-program