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阪大発ベンチャー「株式会社マトリクソーム」への投資を実行しました

阪大発ベンチャー「株式会社マトリクソーム」へ投資を実行

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:松見芳男)を無限責任組合員とする、OUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、株式会社マトリクソーム(以下「マトリクソーム」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:関口清俊)に対し、今後の事業推進に必要な資金として1億5千万円の投資を実行しました。

大阪大学とニッピ社との共同研究成果を事業化

マトリクソームは、科学技術振興機構(JST)及び日本医療研究開発機構(AMED)の再生医療実現拠点ネットワークプログラム・技術開発個別課題「幹細胞培養用基材の開発」(代表研究者:大阪大学蛋白質研究所 関口清俊)および官民イノベーションプログラム(実用化に向けた官民共同研究の推進)の一環で大阪大学 蛋白質研究所が株式会社ニッピ(以下「ニッピ」)と事業化に向けて推進してきた共同研究の成果等を活用し、再生医療の基盤となる細胞培養用基材の開発・販売及びソリューションをグローバルに提供していきます。

具体的には細胞外マトリックス分子の組換え蛋白質発現・精製技術と生体内局在解析技術を基盤として、多能性幹細胞及び組織幹細胞の培養・増殖、分化誘導、機能維持に有効な培養基材の開発・販売及びソリューション提供を行います。将来的には、創薬応用や再生医療・周辺産業等に関する付加価値サービスを展望しています。

 OUVCは、大阪大学とニッピと共同で事業化促進に向け、ビジネスモデル、事業計画および 資本政策の策定、チームアップ等の支援を行ってきましたが、厳正なる審査(デューデリジェンス)・審議の上、マトリクソームに対し、投資およびハンズオン支援を実施することを判断いたしました。

・マトリクソームについての概要
会社設立            201512
事業内容             再生医療・創薬の基盤となる細胞培養用基材・サービスの開発・販売
所在地                大阪府吹田市

株式会社ニッピについて

 ニッピは、コラーゲン関連商品を製造販売する国内メーカーです。1907年に皮革製造を主幹事業として創業し、皮革製造における副産物であるコラーゲンに逸速く着目して研究開発を推進しました。1960年には当時不溶性タンパク質として知られていたコラーゲンの可溶化に関する技術を開発し、この成果を基に様々な分野へと事業を展開しています。

 「皮革製品」をはじめ、「可食性コラーゲン・ケーシング」(ソーセージ用皮膜)、医薬品のカプセルや菓子類、コンビニの弁当や惣菜等のレンジアップ商品に使用される「ゼラチン」、健康食品として認知度の高い「コラーゲンペプチド」、そして「コラーゲン化粧品」が現在の主な製品となります。

 ニッピの研究部門であるバイオマトリックス研究所では、コラーゲンをはじめとする細胞外マトリックスの精緻な機能の解明を中心的な研究テーマとして活動しています。その研究成果を活かして、医療や化粧品・健康食品などの分野での応用開発に注力しています。

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