トップメッセージ(2020年6月) 事業マインドへの期待は変わらない

事業マインドへの期待は変わらない

 COVID-19が世間の風景を変えている。テレワークの普遍化はその一つだろうが、新規事業の開始には躊躇感がある。まだ、統計に反映されてはいないが大阪府下の雇用保険の適用事業所数推移は勢いに欠けている。雇用保険の新規適用数は今年の場合、1月を基準に比率で比較すると過去実績よりも低位で推移している。

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 2002年以降の月別累計を見ると、4月は創業数(雇用保険の新規適用社数)が最も増える月だ。同じ期間に新興市場に上場した企業の創業月分布は4月と9月に山を形成している。事業を拡大する企業の創業月は、春よりも秋の方が多い。IPO企業の実績では、生き残って行く企業には9月創業が多いのだ。
 スタートアップが市場環境変化への対応を検討する余裕を考えても今年はビッグ・セプテンバー・ウェーブが押し寄せる可能性は十分にある。経済社会が環境の変化に戸惑っている最中でも、起業マインドは抑制できないものではないかと思う。

     2020年6月1日 代表取締役 神保 敏明

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