廃棄硫黄を原料とした高機能ポリマー材料の開発

小林 裕一郎 助教

小林 裕一郎 助教

理学研究科


特徴・独自性
  私たちの生活に欠かせないプラスチックですが、現在環境問題や原油使用量の削減から、炭素プラスチックの代替材料が求められている状況です。バイオマスを資源としたバイオプラスチックはすでに開発がされており、各社競争が激化しています。このような中、新規環境配慮型プラスチックである廃棄硫黄を原料とした高機能ポリマー材料(硫黄ポリマー)の開発に成功しました。
 硫黄ポリマーの原料は、廃棄硫黄のため生産の必要がありません。また、CO2排出量も炭素プラスチックよりも抑えられ、室温で合成可能なため、理想の環境配慮型プラスチックに限りなく近いと言えます。
硫黄ポリマーを用いることで、プラスチックを排除するのではなく、プラスチックと調和した社会の構築を目指します。

 

▶ 社会実装と実用化への可能性
 硫黄ポリマーの合成法とその概念は特許出願済みです。
 本スタートアップのCEO候補として参画可能な方を募集しています。 事業計画作成や資金調達準備、事業開発や共同研究プロジェクトのリードなど、ビジネスサイドを担って頂くことを期待しています。

 

▶ 事業化フェーズ
 起業プロジェクトの開始に向けて創業メンバー募集中

 

▶ 募集するポジション
 本スタートアップのCEO候補として参画可能な方を募集しています。 事業計画作成や資金調達準備、事業開発や共同研究プロジェクトのリードなど、ビジネスサイドを担って頂くことを期待しています。

ご協力いただきたいこと

  • 市場ニーズの確認
  • ターゲットとなる市場の選定、プロダクト戦略の整理
  • マネタイズ計画、資金計画、人員計画などの事業計画立案
  • パートナリング企業などの獲得・交渉
  • 資金調達に向けたプレゼン資料などの準備

<直近での関わり方>

  • 参画まではボランティアでの参加
    ※オンラインでの参加可否、勤務地等については相談可能です。

<長期的には>

  • 関わって頂く中で、事業の将来性・チームメンバーをご理解頂き、将来的にはフルタイムとして、CEOのポジションをご検討頂けると幸いです。


  参考URL   大阪大学大学院理学研究科超分子機能化学研究室
      http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/yamaguchi/assistant_professor/

 

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