韓国・釜山（プサン）市大学連合所属の大学教員と、釜山連合技術社の代表からなる訪問団の方々が大阪大学を訪問し、当社および大阪大学産学共創本部による事業紹介のあと、意見交換を行いました。

釜山連合技術社(Busan United Holdings)は、釜山市にある複数の大学と釜山市が出資して設立された企業で、大学発ベンチャーを主な対象とした投資事業を行っています。訪問団は日本における産学連携の現状や、大学発ベンチャーへの投資事業に関する事例をヒアリングするため、大阪大学を訪れました。

 大阪大学産学共創本部からは、出資事業推進部門より、プレ・インキュベーション活動やグラントによる事業化支援の概要、人材育成に向けた取組等、同部門の事業内容の説明が行われました。続いて当社からは、官民ファンドおよび官民イノベーションプログラム(国立大学法人による出資事業)の概要について説明し、OUVC1号ファンドを通じた当社の投資活動、投資実績について紹介いたしました。また、当社の投資事業を通じた、イノベーション・エコシステム構築への取り組みについても説明いたしました。

 説明後は意見交換を行い、ベンチャー投資や大学発ベンチャー育成に対する考え方、大学間・地域間連携のあり方などについて活発な議論が行われました。今後も引き続き、それぞれの活動の発展に向け、情報交換を行ってまいります。