阪大発ベンチャー「株式会社イムノセンス」が総額5億円の資金調達を実施
OUVC1号ファンドの投資先である株式会社イムノセンス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和、以下「イムノセンス」)が、シリーズB-2ラウンドにおいて第三者割当増資及び融資により総額5億円の資金調達を実施しました。
大阪大学の研究成果を活用し、POCT向け免疫センサデバイスを開発
イムノセンスは、創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏(以下、民谷特任教授)が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業です。
※POCT(Point of care testing)・・・診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。
同社の開発する免疫センサは、心不全や塞栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能です。
詳細は以下のイムノセンスのリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000077216.html
イムノセンスの概要
会社設立 |
2018年1月 |
事業内容 |
POCT向け免疫センサデバイスの開発 |
所在地
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大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号(事業所:大阪府吹田市山田丘2-1大阪大学フォトニクスセンター319号室) |
代表取締役社長 |
杉原 宏和 |
URL |
https://immunosens.com/ |