~スタートアップの創業を目指す大学発最先端テクノロジーの事業化に向けた取組を開始~　

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社（本社：大阪府吹田市、代表取締役社長：清水速水　以下、OUVC）とupto4株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：棟兼彰一　以下、upto4）は、共同により、スタートアップの創業を目指す大学発最先端テクノロジーの事業化に向けた取り組み「創業CEO発掘プロジェクト」を開始しました。

プロジェクトの背景

日本政府が閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2022（骨太の方針）」及び、日本経済団体連合会が発表した「スタートアップ躍進ビジョン～10X10X を目指して～」において、科学技術への投資強化及び、イノベーション創出拠点である大学の強化、そして世界で戦えるスタートアップの育成を目指すことが示されています。

背景にはスタートアップが経済を牽引するメインプレイヤーになって来たことが上げられます。米国における時価総額トップ10社の内、スタートアップは7社であり（2022年2月17日時点）、多くの新規雇用を創出しています。一方で日本国内では、世界で戦えるグローバルスタートアップは少なく、特に大学の研究成果を活用した大学発スタートアップの創出・活躍が急務となっています。

大学発スタートアップ創出において課題の一つが、経営人材の確保です。特に世界でビジネスを展開する大学発スタートアップにとって、グローバルなビジネス経験を有する経営人材を確保することが重要ですが、大学研究者とグローバル経営人材との接点がない現状があります。

これまでOUVCでは大阪大学を始めとする国立大学の優れた研究成果を社会実装化すべく、40社以上の大学発スタートアップに投資をしてきました（投資実績累計：約91億円　※2022.7月末時点）。資金の供給のみならず、起業前から大学研究者を支援してきた複数の実績を有しており、upto4と連携することで、更なる「研究者と経営人材のマッチングの機会」を提供したいと考えています。

「創業CEO発掘プロジェクト」の詳細

スタートアップの創業を視野に入れる大学研究者と、研究成果の事業化・スタートアップ設立に関心のあるグローバル経営人材との接点を創出し、スタートアップの創業を支援します。
法人設立の1〜2年前より、大学研究者と経営人材は共同で事業戦略・計画の策定や資本政策などを検討します。

＜経営人材の方＞
・本業に就業したまま、終業後や土日の時間を利用し法人設立に向けた準備に参加頂きます。
・事業計画を策定する際の市場調査などは、OUVCのネットワークを活用することが出来ます。また事業計画についての相談なども行うことが出来ます。
・定期的に開催する技術シーズの共有会や、先輩起業家、VCとのネットワーキングに参加することが出来ます。

＜大学研究者の方＞
・大阪大学に限らず、全国の国立大学の研究者の方を対象としたプロジェクトです。
・複数の経営人材とのネットワーキングが出来ます。また、どのような候補者を探すべきか、採用要件や書類・面談の選考支援を受けることが出来ます。
・事業計画の策定や、資本政策、資金調達などを経営者候補と進めることで、本業の研究に専念することが出来ます。

取り組み第一弾

2022年9月2日（金）にオンラインイベント「【脱炭素・素材】創業CEO発掘Project 大阪大学VCによるベンチャー化を目指す技術シーズご紹介」を開催いたします。

＜イベントURL＞
https://ouvc-upto4-tech-vol01.peatix.com/

■ プロジェクトにご関心のある方は、upto4内のOUVCのグループ（機能名「パーティ」）にご参加ください。
クローズドイベントのご案内や非公開の先生方の研究のご紹介、同じ志を持つ方々とのコミュニティへのご招待等を予定しています。

・参加方法
- upto4メンバーの方
https://www.upto4.com/founder_detail/JGcaxZ1xMl3JkkPOmmq7eBdDatAMl32Ml32
上記より高元のプロフィール上部「パーティに参加する」をクリック

- upto4非メンバーの方
https://www.upto4.com/join_community?method=JDSharing_439
上記よりupto4へ新規登録をいただきますと、自動でグループに参加します。
※upto4 のメンバー参加には審査がございます。

upto4について

創業前後のディープテックスタートアップ経営者、ベンチャーキャピタリスト、大学産学連携担当者が参加するビジネスコミュニティです。世界を変える可能性を秘めた技術に創業期から関わるきっかけを支援しています。
本業を続けながらボランティアや副業にてスタートアップに関わることができます。ユーザーは、創薬、医療機器、ロボティクス、重工業、宇宙、素材、エネルギー、AI・機械学習分野の研究者・ビジネスサイドなど幅広いユーザーがいます。

・upto4へのご参加をご希望の方
https://www.upto4.com/join_community
※ご参加には審査がございます

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