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株式会社イムノセンスが開発する独自技術「GLEIA」を用いたクラスⅠ体外診断用医薬品の届出を完了

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 OUVC1号ファンドの投資先である株式会社イムノセンス(以下「イムノセンス」)(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和)が独自技術GLEIA(金結合電気化学免疫測定法)※1を用いた体外診断用医薬品「GLEIAスティックCRP™」について、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)への製造販売届出を2022年5月18日付で完了しました。

 イムノセンスは、独自技術GLEIAによって、小型・簡便・高精度な新しいPOCT※2製品を開発する大阪大学発ベンチャー企業です。同社では、「GLEIAスティックCRP™」を用いたテストマーケティングを本格化すると共に、他の検査項目の開発を並行して行い、同社POCT機器の普及への取組みをさらに加速させていく計画です。

※1 独自技術「GLEIA」について
Gold-Linked Electrochemical Immunoassay(金結合電気化学免疫測定法)の略。
イムノセンス創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏によって開発された免疫測定法。サンドイッチ免疫測定において抗体標識に金ナノ粒子を用い、その量を電極とポテンショスタットで電気化学的に定量することで、簡便なシステム構成で高い検出感度を実現することができます。

※2 POCTについて
Point of Care Testing(臨床現場即時検査)の略。
臨床現場において、患者の側で行う検査。他の検査方法と比較して、検査結果を得るまでの時間が短く、患者の診断・治療を迅速に行うことを特徴としています。現在は検査機器・検査薬の進歩により、迅速・簡便に行える検査項目が増加しており、POCT市場が拡大しています。

■詳細はイムノセンスのリリースをご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000077216.html

イムノセンスの概要

会社設立 2018年1月
事業内容 電気化学測定技術(GLEIA)を用いた、迅速診断製品(POCT製品)の開発
所在地 大阪市中央区備後町4-1-3
代表取締役 杉原 宏和
URL https://immunosens.com/