大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(以下「OUVC」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:清水速水)を無限責任組合員とするOUVC1号投資事業有限責任組合(以下「OUVC1号ファンド」)は、保有する株式会社リモハブ(以下「リモハブ」)(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:谷口達典)の全株式について、エア・ウォーター株式会社(以下「エア・ウォーター」)(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長CEO・最高経営責任者:豊田喜久夫)へ売却しましたことをお知らせします。
リモハブは、IoT技術を活用することで、在宅で適切なリハビリテーションを実施できる遠隔医療システムの開発に取り組む阪大発ベンチャーです。同社は、医療機器開発アントレプレナー育成プロジェクト「ジャパンバイオデザイン大阪大学フェローシッププログラム」の第1期メンバーである谷口氏(大阪大学大学院医学系研究科卒・循環器内科専門医)が、遠隔心臓リハビリテーションシステムの開発を通じて心疾患の予後を改善することを目的に、2017年3月に設立した企業です。
OUVC1号ファンドでは、2018年7月の初回投資(※2019年10月に追加投資も実行)以降、社外取締役を派遣し、ハンズオン支援をすることで同社の企業価値の向上に努めてまいりました。
今回、連携強化を目的に、リモハブが発行する株式をエア・ウォーターに売却し、同社の子会社になることとなりました。リモハブがエア・ウォーターの子会社となり、在宅リハビリシステムの更なる実用化が見込まれることから、OUVC1号ファンドで保有している全株式をエア・ウォーターへ売却するという結論に至りました。
詳細は、エア・ウォーターのリリースをご覧ください。
https://www.awi.co.jp/ja/news.html
弊社は、今後とも大学シーズの社会実装化を目的に投資を進めていくとともに、投資先の企業価値向上に努めてまいります。
株式会社リモハブ 会社概要
エア・ウォーター株式会社 会社概要